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グータン ~自分探しバラエティー~

毎週土曜日の11;00~11:30、フジテレビ系で「グータン ~自分探しバラエティー~」という番組がやっている。毎回ゲストを呼んで、ロケでゲストの趣味や好きなことをしてもらい、その行動から精神科医が本人も気づいていない深層心理を分析したり悩みがあれば解決するという番組だ。
司会は、タレントの優香、篠原涼子、松嶋尚美(オセロ)。ゲストの精神分析をしていくのが、精神科医でありカウンセラーでもある名越康文氏だ。

先月、たまたまこの番組を見た。そのときに、ゲストの名倉 潤さん(お笑いタレント)の精神分析を聞いて「おやっ」っと思った。その分析の仕方が、野口整体の「体癖(たいへき)」にもとづいておこなわれているように思えたからだ。見始めたのは番組の終盤で、カウンセラーが名倉さんと対話しながら精神分析をしているところだったが、「視覚よりも、触覚的な部分が敏感」、「集中型で、完璧主義者」、「そのくせ自分の打ち込んでいるものが完成してしまうことを恐れている」、などと分析していた。これは、体癖分類の「開閉型9種」の特徴である。
はじめは、精神分析の世界でも整体と同じような視点で人間を見る方がいるのだなと思ったが、どうもそうではなく名越氏に体癖に関する知識があるということのようだ。

整体法では、生理的・心理的感受性、エネルギーの分散・集中の方向性から人間を12種に分類している。エネルギーが大脳の働きに昇華しやすい思考タイプの上下型、重心が左右に偏りやすく感情タイプの左右型、 といった具合に上下型(1種、2種)、左右型(3種、4種)、前後型(5種、6種)、捻れ型(7種、8種)、開閉型(9種、10種)がある。そして、それぞれの型にエネルギーの発散型と集中型があり10種。さらに特殊体癖が2種加わり、全部で12種に分類される。
この12種が人間の類型の原色で、その混じり具合で個人の色(個性)が決まると考えても良いと思う。体癖について詳しく知りたい方は、「整体入門」(ちくま文庫)、「体癖1」「体癖2」(全生社)を参照されたい。

さて、一昨日の放送では、司会者の3人を名越氏が分析していた。私は番組の途中から、それも断続的に見ていたのだが、名越氏はやはり体癖論を駆使して分析していた。オセロの松島尚美のことは、「大人になっても子供の部分を残している」「会話中に話が突然関係ないところに飛ぶ」などの左右型と、「恋愛にも勝ち負けを持ち込んでしまう」「それが体の捻る動作に表れている」などの捻れ型の混合型と分析していた。

名越氏は、かなりしっかりと体癖を勉強されているように思う。体癖に興味がある人は、この番組を一度ご覧になってみてはいかがだろうか。
精神分析医にとって、体癖論は宝の山だと思う。名越氏のこれからの活躍に期待したい。

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