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簡単!食べ過ぎ防止法。

以前、「整体」であれば、食べたいものを食べたいだけ食べるのがいいと書いた。心と体が自然な状態、調和のとれた状態にあるとき、人間は食べ過ぎるということはほとんどない。本来、体の要求はいつも正しい。

・・・・・のだが、「現実問題、今食べ過ぎを何とかしたい」という人も多いと思う。そこで、今回は食べ過ぎないための実用的なテクニックについて書いてみたい。テクニックといっても難しいことではなく、知っていれば誰でもできるという程度のものである。それは、「姿勢を正して食べる」ということだ。

よく、「ゆっくり食べると、食べている間に満腹中枢に刺激が行って食べ過ぎない」といわれる。それはその通りなのだが、実は食べ過ぎてしまう人にとっては、ゆっくり食べるということ自体が難しい。そんなとき、姿勢を正して食べるというのは、食べる速度をゆっくりにする極めて有効なテクニックである。
昔から、お膳に顔を近づけて食べることは「犬食い」といって不作法なこととされているが、この「犬食い」をすると、どうしても「勢い」で食べてしまう。背中を丸めて、お膳に覆い被さるように食べると、食べる速度も速くなり、満腹感を感じるまもなく、気がついたときには食べ過ぎてしまっているということになる。
背筋を伸ばし姿勢を正して、お膳(食べ物)から顔を遠く離して食べると、「勢い」で食べることがなくなる。たったそれだけのことだが、ゆったり落ち着いて食べることができる。勢い込んで食べてしまう癖がある人は、ぜひ試してみていただきたい。

そして、姿勢を正して食べるということにはもう一つ意味がある。人間は物を食べて胃が拡張すると背中が張ってくる。整体的にいえば、第7胸椎から第9胸椎あたりの筋肉が張ってくる。こうなると、背中を真っ直ぐに立てているのが辛くなり、腰が抜けて背中を丸くした姿勢が楽になってくる。しかし、そういう姿勢が楽になっているときは、実はもう食べ過ぎているのである。「腹一杯」というが、お腹が苦しくなる以前に背中が張ってくるのだ。
食事中、姿勢を正しく保っていられる間は、食べ過ぎていないと思っていい。背中を丸くしたくなってきたら、そこで食べるのをやめれば、食べ過ぎにはならない。

「姿勢を正して」といっても、背中の筋肉を緊張させて、いわゆる「気をつけ」の姿勢を取るということではない。背筋は伸ばすが、肩や背中の力を抜きリラックスした状態にする。これは、正座をした場合は自然とそうなるのだが、最近は椅子で食事をすることが多くなったので、正座に比べて腰が伸びにくく肩の力が抜けにくい。楽に背筋を伸ばすには、自分なりに多少の工夫が必要かもしれない。

そもそも、背中を伸ばすことが辛いという人は、長期にわたって食べすぎが続いている人である。それなりに伸ばして、チャレンジしていただきたい。

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