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頭の緊張 ・眼の緊張

この記事を読む前に、まずは眼を閉じて、ゆっくり一から十まで数えていただきたい。
はい、どうぞ!


さて、あなたはおおよそ十秒間、眼を閉じていられたであろうか?
閉じていられた方は、頭の(脳の)緊張が適度で、それなりにリラックスしている人だ。
十も数えていられず、すぐに眼を開いてしまった方は、頭の緊張が強い人。
眼を閉じずに、ここまで読み進めた人は、さらに頭の緊張が強い人だ。
もしくは、とてもせっかちな人だが、その場合でも、もともと頭の緊張度は強い人といえる。

眼を閉じるという行為は、脳の緊張(興奮といってもいい)と密接に関連している。
脳の緊張が強いと、眼を閉じることが難しくなる。

操法において、仰臥で頚を触る場合など、相手の方が眼を開いていたら、閉じてもらう。
これは、眼を開いていると頚の緊張が抜けづらく、弛みにくいからだ。
頚が弛まないというのは、頭の緊張が抜けないということとイコールである。

しかし、ある程度以上に頭の緊張が強い人は、「目を閉じてください」と言っても、閉じることができず、眼をぱちぱちしている。
「眼を閉じづらいですか?」 と聞くと、本人も閉じられないのが意外らしく、戸惑いながら「はい」 という。
本当に緊張が強い場合は、眼を閉じようとしても閉じられないのだ。
無理に閉じても、まぶたがピクピクと痙攣する。

また、頭が緊張している人、頭が疲れている人は、眼を閉じても絶えず眼球が動いている。
まぶたの上から直接触って眼に愉気することがあるが、頭が弛まない人は、クルクルと眼球が動くのを指の下に感じる。
浅い眠りで、夢を見ているときと一緒である。

脳と眼は、とても近い関係にある。眼は、脳の出先機関のようなものである。
また、眼は心の窓とも言うが、心の平静を欠いているとき、つまり頭の中が正常でないときは、目つきもまたおかしい。

現代では、多くの人が眼を酷使している。眼そのものも疲れているが、その影響は頭にもいく。
パソコンでも読書でも、頭が疲れる前にまず眼が疲れてしまうこともある。
そして、眼が疲れると頭もボーっとして、役に立たなくなる。

そんなときは、蒸しタオルで眼を温めると良い。
眼の疲れも取れるが、同時に頭の緊張も弛む。

蒸しタオルは、しぼったタオルをレンジで温めてもいい。ただし、かなり熱くなるので火傷しないように注意が必要。
温める時間は、6~8分ぐらい。
できれば片眼ずつ温めると良いが、面倒だったら両方一度に温めてもいい。
よく冷めないようにと蒸しタオルをビニール袋などに入れる人がいるが、この場合はだんだんに冷めていくという温度の変化が体に良い影響をもたらすので、直接当てた方がよい。

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