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注文の多い治療院?

当院のHPに、予約のお電話をおかけいただく前に必ずお読みくださいとお願いしている、「治療についての注意と予約について」(治療を希望される方へのお願い)というページがある。ここには、予約のシステムや、操法を受けるにあたっての注意事項、ご用意いただく着替えなどについて、あれこれ書いてある。
また、初めて来院された際には、ほぼ同様の内容が書かれているものを、操法についての説明の冊子とともにお渡ししている。

これらの中身は、操法をする側、受ける側、お互いが気持ちよく向き合えるように、またお互いできるだけ操法に集中できるようにということを目的として、お願いしているものだ。そのために、ご用意いただくものもあるし、守っていただくルールもある。
またこれらは、自分以外の来院者の迷惑にならないように、みんなで最低限のマナーを守りましょう、ということでもある。

といっても、たいしたことをお願いしているわけではない。
いろいろ書いてあるが、大雑把にまとめれば、

 ・ なるべく集中して操法を受けられるようにしましょう
 ・ 他の人の迷惑にならないようにしましょう
 ・ お互い、最低限の礼節を守りましょう

ということだ。

それでも、「ここの治療院は、うるさいことばっかり言う」という顔をされる方も中にはいらっしゃる。問い合わせの電話では、実際にそう言われる方もいる。(HPを見たのだろうから、イヤなら電話してこなければいいのにとも思うが…)
また、実際に来院されて、「まあ、サービス悪いのね」 といった感じの方もいるが、操法は、ドテッと寝転んで、「さあ、揉んでくれ」 といった類のものではない。お互いが、生命に対する礼節をもって、ある意味厳粛に臨むものである。
その自覚を持っていただくためにも、自分で使うものは負担にならない範囲で、ご自身で用意していただくし、当院の方も過剰なサービスは一切ない。

確かに、うるさく言う事柄もある。
それは、時間についてだ。
「予約時間の10分前までにおいで下さい」
「予約時間においでにならない場合は、治療をキャンセルさせていただくこともあります」
これは、後の予約の方に迷惑がかかりますので、時間厳守でお願いしますということだ。

「こっちは忙しい中、時間を割いて通ってるんだ。そんなに、毎回時間通りにこられるか」

などと、おっしゃる方もいるが、
「貴重な時間を割いていらしているのは、みんな同じです。
あなたの後に5人の方が続いていたら、あなたが遅れたら、
後の5人の人に迷惑をかけます。
最初から間に合うかどうかわからない時間には、予約を取らないで下さい」 
と言いたい。

実際には、電車が遅れたり、出掛けにお腹が痛くなったりと、やむをえない事情で遅れる場合もある。
もちろんそういうときは、こちらもできる範囲で融通を利かせる。
何でもかんでも、額面通りにということではない。
こちらがお願いしているのは、心構えと気遣いの問題だ。

いつも同じことを書くが、操法とは、お互いが礼節をもって真摯に取り組むべきものと考えている。
別に鹿爪らしい顔をして、儀礼的になる必要はない。堅苦しいのは私も苦手である。
ただ、操法は掛け替えのない命に対しておこなわれるもの、ということをお互いがしっかりと肝に銘じていることは大切だと思う。

一回一回の操法は短い時間ですが、一期一会の気持ちで、より良い時間を共有しましょう。

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