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前後型 5種 6種

前後型は、第5腰椎に運動の焦点がある。第5腰椎は体の前後運動の中心となる椎骨である。
5種は、常に重心が前にかかっている。今にも走り出しそうな体勢が常態化しているので、腰が軽く行動的である。じっとしているよりも、動いていた方がバランスがよいのである。
一方の6種は、同じ前重心でも意識が行動に結びつきにくい。後重心にシフトしがちな前屈みタイプである。

体の前後運動は、呼吸器と連動している。そのため、前後型は呼吸器の働きに特徴がある。
5種は、呼吸器が丈夫で、運動に適している。
そして、実際に体を動かすことが好きで、動かないでいると心身ともに調子が悪くなってくる。
体型も、肩幅が広く、胸厚く、手足の長いアスリート体型である。
元々重心が前にかかっているので、上体を起こし胸を張ってバランスを取っている。
大抵の5種は姿勢が良い。

6種は、呼吸器が疲れやすく、胸が開きづらい。
全体のバランスからいうと、やはり肩幅が広いが、肩の力が抜けず肩先が前に巻き込んでいる。疲労がたまってくるほど、この肩を巻く傾向が強くなる。
腰掛けているとすぐに腰が疲れてきて、腰の折れた悪い姿勢になりやすい。
立位では、腰が背中よりも前に来る、いわゆる逆猫背の人もいる。
頚が体に対して上ではなく、若干前に出ている人が多い。

5種は、非常に理性的で合理的である。無駄を省いて効率的に行動する。
利害得失に敏感で、感情を交えずものごとを判断する。
合理主義でクールなところのある反面、おおむね明るく行動的な人が多く、5種の集まりはワイワイとにぎやかである。
人付き合いは上手で顔が広いが、一人ひとりとはあまり深く付き合うことは無い。
知識も広範な人が多いが、いわゆるトリビア的雑学が多く、人間関係と同じく 「広く、浅く」 になりやすい。

5種は、非常に行動的、活動的である。
考え事も、じっと座っているよりも、体を動かしていた方が良い考えが浮かぶ。
1種がまず考えて、考えてから行動するのに対して、5種は、まず動いて、そして行動しながら考えていくタイプである。
また、いくつものことを同時進行的に行っていくことが性に合っている。音楽を聴きながら勉強する。パソコンを使いながら、TVもつけておく。いわゆる、「ながら族」 である。
読書なども、何冊も平行して読む傾向があるし、仕事なども、あれこれ抱え込んでもわりと平気でこなしてしまう。

一方6種は、話す言葉だけを聞いていると今にも行動しそうな勢いなのに、実際はなかなか行動しない。しかし、その言葉だけは、しゃべるほどにどんどん情熱的になってくる。
とにかく、熱く語る人、熱い言葉を吐く人を見たら、6種を疑ってみるとよい。

しかし、そんな6種も突然行動に出るときがある。そんなときは、他の体癖の人から見ると、かなり突発的、もしくは衝動的な行動に映ることもある。
いつも暗くて付き合いの悪い人が、打ち上げの飲み会で人が変わったように突然ハジけたりしたら、その人は6種かも知れない。
6種は、日々自分でも知らないうちに溜め込んでいる熱力を、「祭り」 になると一気に放出する。
6種は、ハレ(日常)、とケ(非日常)が極端にはっきりしているのである。
周りから見ると、そのギャップに驚くばかりだが、本人にとってはそれが極々自然な行動なのだ。

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