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体癖観察のちょっとしたコツ

体癖を見る場合、それぞれの体癖に自分(もしくは他人)を当てはめていこうとしても、なかなかピッタリと一致しないことが多い。

なぜかというと、ほとんどの人は複数の体癖が混合しているのに対して、各種の体癖の解説というのは、それぞれ原色としての体癖的傾向が示されているからだ。
それゆえに各種体癖の解説を読んでも、「この体癖のこの部分は当てはまるけど、こういうところは無い・・・」、ということになってしまい、どの体癖なのか判別が難しいということになりがちだ。

まず個人を見て、その中の際立った特徴を見つけ出す。それが、どの体癖から来ているのかを考えていく。
そういう順序で考えていく方が分かりやすい。

例えば、心配性でいつも小さなことにクヨクヨしてしまうとしたら、とりあえず2種があるのではないかと考えてみる。
そのくせ、とても負けず嫌いな一面があるとしたら、7種か8種かはわからないが、とりあえず捻れ傾向があると見る。
という具合に見ていくと良いのではなかろうか。

自分や他人の体癖を考える場合、その人が何に拘っているか、何に囚われているかということを見ていくのも良い。
絶えず人の目を気にして、それによって自分の行動を抑制している人は、その人の中に上下傾向があるかも知れない。上下型は、他人の評価 、毀誉褒貶ということに対する囚われがあるのだ。
いつでも、とにかく自分が損をしないようにということに拘っていたら、その人は前後傾向があると見ていい。
どんなときでも、なんとしても負けまいとムキになっていたら、その人には捻れ型があるだろう。
体癖的な感受性の傾向とは、のがれられないその人の性でもあるのだ。

そして、体癖的な傾向というのは無意識的な行動に現れやすい。
普段は躾や教育などによって後天的に身についた部分で外界とコミュニケーションをとっていても、いざというときにはその人の体癖的なものが出やすい。
咄嗟のときにどういう行動を取るか、これは自分や他人の体癖を知る大きなヒントである。

また、慣れてくると、その体癖の持つ雰囲気や印象のようなものが何となくわかってくるのだが、とりあえず身体的な特徴から見ていくこともできる。
パッと見て全体の体のバランスの中で頚が目につくようなら、その人は上下傾向がある可能性が高い。上下型は、頚が太く真っ直ぐで、しかもいつも力が入っているので、何となく頚が目立つのである。
つまり、その人の身体の中で目立つところ、他の人と何となく違って見えるところが体癖的特徴であることが多い。

見た目が柔らかくて体の線が丸かったら左右型(特に3種)、肩に特徴があれば前後型、胴が太く四角い印象であれば捻れ型といった具合だ。
閉型9種は、ともかく求心力がある。大抵、小柄である。開型10種は、後ろから見て骨盤が大きく広い。

それから、顔の造作は心理的な感受性、体型は体質を表しやすい。

どんな体型でも、顎が張っていたら前後的(特に五種はエラが張っている)、丸顔だったら3種的な感受性の持ち主ではなかろうかと見てみる。面長ならば上下である。
それぞれ、合理的で利害に聡い、好き嫌いが優先する、何でも理屈で考えたい、そういう傾向があると想像できる。

しかし、エラが張っていても、丸顔でも、面長でも、胴回りが太く四角い体型をしていたら、体の特性は捻れ型ということになる。
おそらく、風邪の引き始めはのどが痛くなり、湿気に弱かったり、トイレが近かったりする。

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