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昼寝と二度寝

先日、「昼寝は、いけませんよねえ・・・」 と言う人がいた。
以前その方に、二度寝は良くないという話をしたのだが、どうやらそのことを言っているらしい。
ここにはちょっとした誤解があるので、改めて説明をした。

二度寝は、良くない。
二度寝とは、朝自然に目が覚めたのに、「まだ早いから・・・」 などと、もう一度寝直すことである。
人によっては、二度寝どころか、三度寝、四度寝という人もいるが、はじめに自然に目が覚めたときが一番体が起きるのに良いタイミングなのである。その時に起きれば、体も頭もスッキリしている。
その後に、また寝直してしまうと、体のリズムが狂ってしまい、かえって体がだるくなり、頭がぼーっとしてしまう。

また、二度寝は体をたるませる。これが続くと、体の引き締まる力がなくなり、気力・体力ともに発揮できなくなっていく。
操法を行う立場から言うと、体がたるむと関節を調整したときの保ちが悪くなる。関節を正しい位置に戻しても、安定せず、すぐにまた狂ってしまうのである。

さて、昼寝はどうだろうか。

昼寝は、実は悪くない。
特に、思わずウトウトしてしまうような居眠り的な昼寝は良い。
こういう眠りは、短時間でも疲労を回復する。
たとえ10分ぐらいの睡眠でも、驚くほどスッキリと疲れが抜けて、心身ともに力が満ちることがある。

よく 「睡魔に襲われる」 と言うが、そういう眠りは 「体の要求」 として訪れる眠りである。
体が求める眠りは、必要な眠りであり、事情が許せばなるべく取るほうが良い。
別に横にならなくても、椅子に座ったままでも良いし、机に突っ伏して眠ってもいい。
(ただし、頚をおかしくしないように、ご注意を・・・)

ただ、最近疲れがたまってきたからとか、昨日の夜は夜更かししたからなどと、頭で考えて理由をつけて昼寝をするとだいたい失敗する。
そうやって、疲れる前に先手を打って寝ておこうとする眠りは、体の要求と無関係に取る眠りである。
残念ながら、結果は二度寝と似たようなことになる。

まあ、実は人によっては有用な二度寝もあったりするのだが、そう言うと二度寝組が欣喜雀躍して、堂々と朝寝をし始めるから、やはり原則二度寝はいけません、で行った方が良いだろう。


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