« May 2013 | Main | September 2013 »

July 2013

夏の冷えと足湯

夏には、夏の冷えがある。夏の冷えの特徴は、汗をかいた状態で冷えるということで、これを整体では “ 汗の内攻 ” という。

汗をかいた状態で冷えると、ただ冷えたのとは違った状況が体に起こる。汗が出るということは、その汗が出ている部分が弛むということでもある。その弛んだところに風が当たり続けたり、冷房で急激に冷やしたりすると、かえって強く縮んで硬直してしまう。この汗の内攻が、いろいろな体不調を引き起こすのである。

この時期急に起こる体の変動は、汗の内攻が原因であることが多い。それが風邪やお腹をこわすなどの症状であれば汗が冷えたことが連想されるが、視力が急に落ちたりとか、腕が痺れるなどということだと、まさか汗が冷えたことが原因だとはなかなか思い至らない。

このところ、汗の内攻や冷房による冷えで腰痛になった人が続いた。足の甲にある冷えの急所を押さえると、腰の痛みが楽になることが多い。
冷えの急所は、その症状が頭痛でも腹痛でも腰痛でも、原因が冷えであれば、そこを押さえ愉気するだけで症状が軽減することが多い。便利な急所である。ここを押さえた後、足湯をしておくとなお良い。
冷房などで強く冷えたり、汗が内攻したと思ったら、その日の内に足湯をおこなって汗を出しておくと影響が少なくてすむ。汗の内攻は再度汗を出すことで解消するが、一度強く冷えて固まった体は、一度の入浴や足湯くらいでは全て精算するまでには至らない。それでも、その日の内に汗を出しておくとずいぶん違う。

« May 2013 | Main | September 2013 »