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February 2015

身体気法会 「整体講座」 4月開講

本年 4月より、身体気法会柳澤先生による整体法講座・初級が開講されます。

野口整体の身体調整法である 「整体操法」 を基礎の基礎から学べます。
 

 ~ 以下、身体気法会HP より転載 ~   

 

平成27年 初級講座を以下のように開講します。

 初級講座 年間コース 定員制

 期間 平成27年4月~平成28年2月 を予定
 ※8月は休講。実質10回

 受講費  五万円 納入は前納によるものとします。
 ※二分割払いのみ可。開講前と八月に納入のこと

 場所 東京東日本橋 中央区立産業会館 和室
 (〒103-0004 東京都中央区東日本橋2-22-4)
  TEL 東京03-3864-4666

 所在地案内

 http://www.chuo-sangyo.jp/access/access.html


 
※会場の都合により別の開催場所となる回もございますので、
  ご了承ください。
 


 日時 第4日曜日、土曜日の午後一時半~午後六時まで
 にて、調整中です。
 ※受講希望の方のご都合に適うよう、調整しております。
 日時の都合で受講を迷われておられる方は、
 その旨、お問い合わせくださいませ。


 ※受講希望者が定員に満たない時は、休講となる場合があります。
 その場合のみすでに前納されている受講費を返還いたします。

 

※講座内容  

 初級講座~野口整体と気応を学ぶ  

  1、気の角度、相手に触れること

  2、活元運動、組み運動、誘導

  3、動的ライン、組み動法

  4、愉気

  5、愉気法と型をとる

  6、型、相手との間と度

  7、気の形

  8、気応と集注

  9、集注と自然集注

  10、気応と角度、個性の違い

 

  なお、今年秋、もしくは来春より、中級講座が開講される予定です。

  詳細はこちらで・・・ →  身体気法会HP 

 

眼の疲労と睡眠

睡眠が健康に対して与える影響はとても大きい。元気に溌剌と生活するためには、日々ぐっすりと深く眠ることが必要だ。たとえ病気になっても、ケガをしても、よく眠れていれば回復が早い。

反対に、睡眠不足が続いたり、睡眠の質が悪い状態が長く続くと体を壊しやすい。場合によっては、思わぬ病気を引き起すこともある。たかが眠りと、侮ってはいけない。

睡眠で大事なのは、長さよりも深さ、量よりも質である。ある程度の量は必要だが、眠りの質が悪ければ、長く寝ても回復は不十分だ。

 

眠りの質が悪いと、胸が硬くなる。肋骨が硬直して、下がってくる。肋骨が下がると見た目にも胸が薄くなり、息が深く吸えなくなる。
眠りと呼吸には、密接なつながりがある。呼吸が深ければ深く眠れるし、眠りが深ければ呼吸もゆったりと深くなる。睡眠時無呼吸症候群などは、呼吸器の問題であると同時に眠りの障害でもある。
夢ばかり見て寝た気がしないなどという人は、胸が柔らかくなりゆったりと息が吸えるようになると夢を見なくなる。

後頭部も、眠りの状況が反映する代表的なところである。寝過ぎ、二度寝を常習としている人は、後頭部の頭皮が弛んでぶよぶよしている。
「眠れなくて困っている」 という人の中に、後頭部がだぶだぶに弛んでいる人がいるが、こういう人は不眠症とは認められない。ほとんどが、必要以上に眠っているので夜に眠くならない人、朝寝、昼寝をして夜の睡眠が浅くなっている人、運動不足・活動不足でエネルギーが余っている人である。
本当の不眠症の人の多くは、逆に頭皮が後頭骨に張り付いたように硬くなっている。こういう人を眠れるようにするのは、そう簡単ではない。

 

最近は、寝る前にパソコンやスマートフォンなどを使って、眠りの質を悪くしている人が多い。

毎日疲れが取れなくて・・・とか、病気、症状がなかなか良くならない・・・、などという人の中に、夜遅くまで電子機器のモニターを見ているせいで眠りの質が低下している人が少なくない。

眼は脳の出先機関のようなもので、寝る前に眼を使うと眼も疲れるが脳も緊張が抜けない。脳が興奮したまま眠っても、たとえ朝まで目を覚まさなかったとしても眠りの質は悪く、目覚めても疲れが取れていない。

また、眼の疲労は体を強張らせる。グッスリと深く眠るためには体の緊張が解け、力が抜けなければならない。

眼を酷使すると、まずは後頭部を中心に頭が硬くなってくる。続いて頸椎の1~3の一側が硬直してくる。
その状態で眼を使い続けると、胸椎の1~3の三側、肩甲骨の内側あたりが強張ってくる。
それが常習となると、腰椎の1~3の二側が固まってくる。ここまでくると、本格的な視力の低下などが起こってくる。
そして、人間は第1腰椎が弛まないとグッスリ眠れないので、ますます悪循環になってしまう。

 

寝る前に本を読むのもよくないが、パソコンやスマートフォンなどの光の出ているものはなお悪い。
できれば寝る2時間前には、せめて1時間前には眼を使う作業は終わりにしたい。

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