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頚上の蒸しタオル

今日の東京の最高気温は30度の予想らしい。最高気温30度を過ごしやすいと感じるくらい今年の夏は酷暑である。

このところの尋常ではない暑さと冷房による冷えとで、体調を崩している人は少なくない。
夏風邪、頭痛・頭重、吐き気、めまい、しゃっくりが止まらないなどなど・・・、暑いと寒いを行ったり来たりしているうちに、頚が硬直してカチカチに固まってしまっていることが多い。

こうした症状の人には、頚を蒸しタオルで温めることをお奨めしている。温タオルを当てて気持ちの良いところを10分程度温める。その後さらに 「頚上(けいじょう)」 を同様に8分間温める。
頚上とは、頚と頭の境目の中央で後頭骨が谷間のように切れ込んでいるところ。いわゆるぼんの窪と呼ばれる部分である。

頚部及び頚上の蒸しタオルは、夏から秋の前半ぐらいまでは、冷房病や寝冷え、汗の内攻に対処する方法としてよく用いられる。

蒸しタオルは、濡らしてしぼったタオルをレンジでチンでよいが、ビニール袋などに入れずに直接当てるのがポイント。濡れないようにとビニール袋などに入れて当てると、余分な熱が放散せずにのぼせてしまう。

暑い夏に更に温めるのか、と思うかもしれないが、必要がある人は心地よく感じる。逆に言えば、当ててみて不快だったら体の状態に合っていないということなので他の方法を考える方がいい。

もちろん熱中症の場合は症状を悪化させてしまう可能性が高いので、注意が必要である。熱中症の場合は、前頭部を氷水で冷やすとよい。氷嚢を当てる場所は、頭のてっぺんと髪の生え際の中間あたりで、赤ちゃんのときに柔らかくぺこぺことへこんでいる大泉門という場所。ひよめきとも呼ばれるところである。
ちょっと頭が痛いとか気分が悪いとかいうときには結構楽になることが多い。ただし、症状が重ければ、腋の下や太ももの内側など動脈が浅いところを走っている部分を冷やした方がよい。意識が朦朧とするような重症の場合は、迷わずに救急車を呼ばなければならない。

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